積極的な打撃へスタイルを変え本塁打王に!そしてFAで阪神へ
私のイチオシ選手は広島東洋カープの新井貴浩選手です。
広島東洋カープに入団し、2003年には打撃が不調で打率も.236と低かったですが、
2005年には積極的な打撃スタイルへの変更が功を奏し、打率.305、ホームランは43本で、その年のホームラン王を獲得しました。
私は他球団のファンですが、当時の新井選手はどこに投げても打たれるイメージがあって、非常に手強い相手だったというのがとても記憶に残っています。
その後、阪神タイガースへ移籍することを決めますが、記者会見で「広島のことが好きだから辛い」というコメントと共に涙を流していた姿が非常に印象的で、
いろいろ悩んだ末に導き出した結論だという風に私は感じ取れましたし、
複雑な心境を抱いたファンの方も多かったではないでしょうか?
祝2000本安打:新井貴浩選手の魅力とは?!
新井選手の魅力的なところは、常に全力でプレーするところにあると思います。
体が大きい分、守備においては不器用で粗っぽいところが目立ち、ボール処理の際にバタバタしている印象が強いですが、
逆にそれがひたすら頑張っている姿である様に私は感じ取れますし、
ホームランバッターの中にはあまり守備を重視しない人もいますが、
常に努力,全力でプレーする新井選手の姿はとても素晴らしいと感じました。
また、シーズンオフには木壇の炎の前で精神統一を図る護摩行にも参加しており、精神力を鍛えることも怠らず修行に勤しんでおり、
護摩行の前でひたすら雄叫びをあげる新井選手の姿が非常に心に残っています。
そして、広島復帰後2年目の今期(2016年度)には、史上47人目の通算2000本安打を達成し名球会入りも果たしました。
現在39歳で今後更にどんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみな選手で、今後も応援していきたいと感じました。
<ムネオ さん 男性>