88年世代、3球団競合の末ドラフト1位で中日ドラゴンズへ!
中日ドラゴンズで今季からようやくレギュラーを獲得した堂上直倫選手をご紹介します。
世代としては佑ちゃん・マー君と同じ88年世代で、イチローを輩出した愛工大名電高校出身、兄は巨人に在籍する堂上剛裕選手です。
高校時代は同世代の巨人坂本勇人選手らとスラッガーとして注目を集めていました。
中日・阪神・巨人の3球団の競合の末、2006年ドラフト1位で中日に入団しました。父親も元プロ野球選手とまさにサラブレッドです。
入団当初はスラッガーとして期待されていましたが、坂本勇人選手のように成長することができず、守備固めやバックアップ要因に回る機会が昨年までは目立っていました。
バッティングに関しても少々粗くて脆さもありましたし、不安定な印象がありました。
何故この選手をお勧めしたかたいうと、華があるからです。
神宮球場で観戦した中日対ヤクルト戦の試合前のノックで偶然見掛けました。
荒木選手のバックアップとしてセカンドの守備練習を行っていましたが、凛としたような華のある守備に惚れ込んでしまいました。
このような雰囲気を持っている選手はプロの中でもそう多くはありません。
ようやく覚醒したエリート!ドラゴンズ優勝へまだまだ成長を
今季はバッティングに関して大きな変化があり、スラッガーから繋ぎの打者として変身しました。
追い込まれてからも粘り強くなりましたし右方向への食らい付くような打撃をできるようになったことで打率も残せています。
以前より評価の高かったショートでの守備は安定感があり、攻守両面でチームを支えています。
高校時代からするとまだまだこんな成績で終わるような選手ではないと確信していますが、以前から気にかけていた選手がこのように活躍するは大変嬉しいことです。
今季はレギュラーとして出場し続けていますので疲労が溜まる夏場以降にケガ等に配慮しながらクライマックスシリーズ、そして優勝を目指して頑張って欲しいです。
-中日ドラゴンズ 堂上直倫選手:ようやく覚醒したエリート-
-kazuo さん 男性-