中田翔4番プロジェクト:栗山監督の元、その才能が開花!
私は北海道在住のファイターズファンです。ファイターズが北海道に移転してからファンになったので、生粋のファイターズファンの方にはかないませんが、それでも僕の敬愛するあの男について語らせてください。
そう、北海道日本ハムファイターズの4番、中田翔選手についてです。
彼が四番の座を掴んだのは今から4年前の2012年だったと記憶しています。
思えば中田翔四番プロジェクトのような育成方針がチーム首脳陣の間であったように感じます。
高校時点ですでに野球ファンのみならずその名を知らぬ者無しの存在で、ドラフトでは四球団から指名を受けるまさに高校野球界のスーパースターでした。
鳴り物入りでプロ野球に入ったもののプロの世界はそう甘くなく、彼自身も怪我に悩まされるシーズンを送ったりで思うように成績は伸びませんでした。
しかし監督が現在の栗山さんに変わってから、彼の素質は一気に開花します。
持ち前の長打力はもちろん、チームを勝利へと導く勝負強いバッティングは代名詞の一つ。
それもこれも、なかなか結果が出ない時でも栗山さんが辛抱強く起用し続け、しかも四番という打順で起用し続けたことが大きいのじゃないでしょうか。
ファンにも素晴らしい対応を!中田翔選手の見せたカッコいい一面
今や球界の四番とまで評価されるようになった中田選手はその人柄でもファンを魅了してくれます。
とある日曜日のデイゲーム。札幌ドームでの試合を観戦しにドームへと足を運んだ僕は、ファンブースの近くで偶然中田選手を見掛けました。
本当に目の前で見るとデカいという一言に尽きるくらい、あの巨躯は他者を圧倒するのです。
僕は彼を間近で見られただけでも喜んでいたのですが、そのうちある母娘が僕と同じように彼に気付いてサインと写真を貰いに彼に近づいたのです。
中田選手はもちろん快くその申し出に応じるつもりだったのですが、その直後に背広を着た大人たち(たぶん広報かなにかの人だと思います)に呼ばれて、母娘の要望に応じることができなく、すぐさまその場を立ち去ってしまったのです。
母娘はしょんぼりしていましたが、握手だけはしてもらえたので良かったね、というような会話をしていました。
ですがその10分後くらいに、中田選手がまたその場所にわざわざ戻ってきて自らさっきの母娘を探し、先程できなかったサインと写真に応じる、という一幕がありました。
僕は近くでそのやり取りを見ていただけなのですが、スター選手というのは振る舞いも見事で、人間として尊敬できるのだなと強く感じたのを覚えています。
中田選手は日本で納まる選手じゃありません!
北海道で見られなくなるのは残念だけど、必ずメジャーに挑戦すると思います。その時にはいつもの豪快なホームランを見せてくれることを期待しています。
-北海道日本ハムファイターズ 中田翔選手:気迫で勝負!世界へ羽ばたけ、翔!-
-K・K さん 男性-