ドラフト1位!球団期待の岩貞投手。いよいよ…
2013年ドラフト1位指名ながら、2年間で2勝とパットしなかった岩貞祐太投手。
もちろん阪神ファンとしては期待はしているものの、正直みていてそこまでワクワクさせられる投手ではなかった気がする。
だけど、今年の岩貞投手は違う。何が違うかって、全部が違う。
見ていて気持ちがいいほどの投げっぷりで、
キレのあるストレートを中心にバッタバッタと三振の山を築いていく。
4/18日現在で、今シーズン3試合先発して、リリーフの投手が打たれた影響で勝ち星はまだ1勝ながら
防御率0.83、3試合連続2桁奪三振と素晴しい内容を続けている。
四球もまだ2つで、とにかくストライク先行でとてもテンポがよく見ていて気持ちがいい。
打者がストレートを待っていても、ストレートで空振りをとれる選手はワクワクする。
阪神における左のローテーション投手といえば、ここ数年は能見投手、岩田投手である。
ただ、その2人も年齢が36歳、32歳となり、タイプ的にもどんどん三振を奪っていく本格派左腕といった感じを期待するには酷な気がする。
そこに現れたまだ24歳の岩貞投手。胸が躍ってしょうがない。
岩貞祐太:これからの阪神タイガースを担う左腕エースへ!
阪神には2012年のドラフト1位で入団後3年連続2桁勝利をあげているる右の本格派藤浪晋太郎投手もいる。
この2人がこれからの阪神を担っていく左右のエースになるのはまちがいないし、
この2人が揃ってシーズン15勝以上をあげたとき阪神優勝もかなりかなり期待ができると思う。
今シーズンの覚醒の1つとして岩貞投手があげているのが、
去年の秋2軍で対戦して2打席連続ホームランを打たれた故郷の大先輩である元ソフトバンクの松中選手から言われた
「左打者の内角に投げるボールを覚えた方がいい」
の言葉である。
三冠王もとった「熊本県人にとって、あこがれの人」から言われたこの言葉をきっかけに、
左の強打者にも臆せずにどんどんストレートを投げ込んでいくのはほんとにみていて気持ちがいいので、
多くの人にみて欲しいと思う。
先日の地震で岩貞投手の故郷熊本は大変な状態にある。熊本の人に元気を届ける好投をこれからも期待したいと思う。
<カドさん 男性>