東京ドームでの3度のファインプレーですっかり虜に
岡田幸文選手を好きになったのは2011年の対巨人戦です。
この試合でどう考えてもヒットになる打球を、岡田選手はファインプレーでアウトにしたのです。
それも一度ではなく、三度も似たようなファインプレーをやってのけたのです。
このときの球場の盛り上がり方は半端なものではなく、私自身も初めて守備で魅せる選手を目の当たりにしました。
それ以来、ずっと岡田選手の守備に魅了され続けています。
足と守備でファンを魅了する、岡田幸文選手
岡田選手の魅力は何と言っても、俊足とフィールディングにあります。
その俊足は50mを5秒台で走り、一塁には約4秒で到達できるほどの快足ぶりです。
この俊足のおかげで併殺になることが少なく、普通ならゲッツーのところも切り抜けてしまうこともしばしばあります。
そして、この俊足は守備でも大いに活用されています。
岡田選手の守備範囲は非常に広く、センターからライト・レフトの近くまでカバーすることができます。
そのため、普通の外野手であればヒットになるような打球もファインプレーでアウトにしてしまうのです。
この「絶対にヒットだろう」という打球を捕ってしまう守備力は圧巻の一言です。
この堅守ぶりから、岡田選手の活躍が期待されるのは何と言っても守備でしょう。
スタメン発表の際、「センター岡田」と聞くだけで「もう大丈夫だ」という安心感さえ生まれてきます。
その安心感の上に、今日はどのような好守備を見せてくれるのかという期待が高まります。
ここまで守備で魅せてくれる選手は、日本のプロ野球では岡田選手くらいでしょう。
プロ6年間をずっとロッテで過ごしていますが、
ゴールデングラブ賞を2回受賞している他、外野のノーエラー359で特別表彰
もされています。
岡田選手の堅守がいかに高く評価されているかを象徴する記録だと思います。
また意外な記録としては、プロ入り後連続本塁打なしの新記録を持っています。
守備で魅せる選手のトップ、岡田幸文選手。今年もぜひ活躍して欲しいと思います。
<京太郎さん 男性>