阪神タイガース選手

阪神タイガース原口文仁!育成契約出身野手初の月間MVPに!戦力外も

阪神甲子園球場:タイガース本拠地

2軍でもパッとせず、ブルペン捕手だった原口文仁選手

阪神タイガース シーズンロゴ フェイスタオル 2016 超変革

私が最近のプロ野球選手の中で一押ししたい選手は、阪神タイガースに2009年ドラフト6位で入団した原口文仁選手です。

彼は帝京高校から捕手として阪神に入って来たわけですが、毎年二軍での試合に出場するものの、なかなか目が出ず、

ウエスタンリーグでも試合に出場するも目立った活躍も少なく、入団してからの5年間、主にブルペン捕手としての機会の方が多かったように思います。

私も年間通して7~10試合はウエスタンリーグ観戦に鳴尾浜球場に足を運んでいるのですが、原口選手が打席に入った姿は2,3度しか記憶にありません。

試合終了後のバッティング練習は原口選手を見ることはあったのですが、そのときの印象と言うのが、

高卒選手にありがちな細身でまだプロというよりもアマチュアに近い選手と言いますか、線の細い目立った存在ではありませんでした。

しかしながら、私も野球の指導者を長年経験していましたので、捕手としてのセンスなどは試合でほぼ見たことがなかったのですが、

打撃の面に関しましては非常に力強い打撃をする選手、投手が投げるボールに柔軟に対応出来る選手だと少ないながら感じていました。

原口選手は一軍はおろか、二軍にも試合に出場する機会が少なく、あっという間の5年間過ぎ去っていました。

 

戦力外通告、育成契約を経て、一気に大ブレイク!MVPまで

【阪神タイガース 応援マフラータオル】【イエロー】 (原口)

そして、一昨年の5年目のシーズンが終わる10月にとうとう戦力外通告を言い渡され、その後、支配下から育成選手として再契約することになってしまいました。

正直、私も来る時がきたのかなという印象でしたが、鳴尾浜で試合前、試合後の練習に取り組んでいた原口選手は黙々と自分の与えられたことを真面目に練習していた選手でした。

私としては原口選手に、多少なりとも真面目青年だったもので好感度は高かったので、育成で残れて良かったなという気持ちでした。

当時、あとから入団してきた梅野選手が甲子園で活躍してる姿をみることになるのですが、

今年から金本新監督を迎え、いきなり原口選手が育成から支配下、そして初の一軍昇格、

さらには、皆さんもご存じだと思いますが、正捕手として抜擢、打撃も5~6番を任される選手にと大活躍を見せてくれています。

先月には、育成枠出身野手としては初のMVPにも選ばれ、今、彼はプロに入団して7年目別世界の中で毎日がむしゃらに野球を楽しんでいるように思えます。

日々努力していれば「誰かが見てくれている」この言葉がぴったりの選手だと思います。今後の原口選手に益々期待したいと思います。

-阪神タイガース 原口文仁選手:入団当初から目立った存在でなかった原口選手-
-maokun さん 男性-