甲子園ではハンカチ王子と投げ合ったマーくん、ドラフト1位で
田中将大投手は2007年から2013年まで東北楽天イーグルスに所属していました。
田中投手といえば、駒大苫小牧高校出身で甲子園でも大活躍し、早稲田実業の斎藤佑樹投手と投げ合ったことは有名です。
2007年に東北楽天に入団し、1年目からローテーション入りして11勝と二ケタ勝利をあげることができました。
しかし初登板のデビュー戦はソフトバンクとの試合で惨々たるものでした。
1回3分の2を投げて6失点で早い回からノックアウトされました。それでも野村監督はローテをすぐにはく奪せずに辛抱強く起用し続けました。
そして4回目の登板で同じソフトバンク戦で初勝利を完投で飾りました。初登板の雪辱を果たせてよかったと思いました。
その後も成長していき、ラジオでもいい球を投げていると解説者がほめていました。
そしてWBCにおいて日本代表に選ばれたりして楽天だけでなく、すっかり日本球界の顔になりました。
楽天でのラストイヤーに大記録達成&優勝日本一!
特に忘れもしない出来事は楽天でのラストイヤーでチームの優勝、そして日本一に大きく貢献したことでした。
この年は24勝0敗という大記録をつくりました。
思い返してみると、チーム発足当時は戦力が整わなくて開幕第2戦目のロッテ戦で26-0という記録的な大敗をしたり、
終わってみればダントツ最下位であわや100敗というみじめな記録をつくったりしました。
しかしチーム発足10年目という節目の年で日本シリーズで巨人を破って日本一に輝いたことを考えると、楽天ファンも非常に感動したと思います。
日本一には田中投手の貢献度が非常に大きかったことは否定できません。
そして巨人との日本シリーズで、日本において最後の力を振り絞って最後にマウンドに上がって胴上げ投手になったことも思い出深い出来事です。
このように日本一という土産を残して、ポスティングシステムを利用して海を渡り、ニューヨークヤンキースでプレーすることになりました。
田中投手も日本では思い残したことはなかったでしょう。
とにかく2013年の大活躍は楽天ファンにとっては非常に思い出深くて有意義な年だったと思います。
<snoopy さん>